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SFTSと予防について

  • その他

・この病気について

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、SFTSウイルスを持つマダニに噛まれることで感染します。

人においては、発熱や消化器症状などを呈し、重症例では出血傾向や意識障害を伴い死亡することがあります。

西日本を中心に感染と発症が多く確認されていますが、国内で発症が確認されるエリアが東に広がりつつあります。

国内では犬や猫でも発症が確認されており、特に猫では重症化・死亡する例が多い傾向です。

https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/sfts/

https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/severe-fever-with-thrombocytopenia-syndrome/index.html

 

東三河地域では今までに動物の発症は確認されてきませんでしたが、2026年4月に感染が確認されました。

3月には、人において静岡県内で発症が確認されており、既に東海地方でも広いエリアで感染の可能性があることが示唆されます。

https://www.shokukanken.com/post-27348/

本疾患の詳細はまだ不明確な部分も多く、このコラムも時間の経過とともに古い情報になることをご了承ください。

常に最新の情報を公的機関などで確認していただけると幸いです。

 

・ワンちゃん猫ちゃんの予防について

確実なSFTSの感染に対する予防法は現段階では確立されていませんが、マダニの予防薬を使用しているワンちゃん猫ちゃんのSFTS感染事例は極端に低い傾向です。

また、猫においては屋外に出さない、屋外に出るとしてもマダニ予防を欠かさないことが肝要です。

ワンちゃん猫ちゃんのマダニ予防は今まで以上に重要になりました。各種ワクチンやフィラリア予防だけでなくマダニの予防も積極的に行いましょう。マダニ予防薬は動物病院にて処方可能です。

 

古典的な慣習として、屋外に猫を出すことに慣れている飼い主様も多いと思います。海外だと慣習として定着していることも多いですが、一方で日本国内は交通量が多く道路事情を鑑みると事故や怪我のリスクから決して推奨できる状態ではないのが実情です。現代の日本では、SFTSに限らず感染症予防の観点や、事故や怪我のリスクを回避する為、猫ちゃんは家の中だけで飼育することが大切です。

 

感染症予防などの情報は、今後も適宜更新予定です。